@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00001288, author = {大木, 栄一}, issue = {32}, journal = {玉川大学経営学部紀要}, month = {Mar}, note = {介護サービス事業を担う人材は,何の基準をもってどのように評価されているのか,「働きの結果」に対して,どのようなインセンティブが用意されているのかが重要である。しかし,その基準は一律ではなく,福祉経営に携わっている人々が自らどのような「経営(組織)目標」(経営(組織)理念)を設定するのかによって異なってくる。本稿では,経営学の基本的な分析道具(戦略論の「事業構造戦略」と「競争戦略」,管理論の「コントロ-ル(管理)・システム(方針管理)」)を用い,なぜ,介護事業を担う人々に対して,インセンティブ・システムの再構築が必要であるのか。さらに,こうした再構築を成し遂げるためには,介護事業経営(戦略や管理の面)の再構築(新しい「福祉(介護)経営」の構築)が必要である。具体的には,施設サービスでは,それぞれの組織でビジネスリーダーになる人材の育成,他方,居宅(とくに,訪問介護サービス)サービスでは,ホームヘルパーの雇用関係の構築や「能力開発型」の人事処遇制度の整備とサービス提供責任者の育成,が必要不可欠であることを提示する。}, pages = {29--41}, title = {福祉(介護)経営と人事管理―求められるインセンティブ・システムの再構築―}, year = {2021} }