@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00001403, author = {中嶋, 真美}, issue = {62}, journal = {玉川大学文学部紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では個人のリトリートや癒しに着目し,主体的な旅のあり方としてリトリート・ツーリズムを取り上げた。とりわけコロナ禍以降の社会におけるリトリート・ツーリズムの役割と旅の可能性についてレジリエンスの観点から論じることを目的とした。不健康状態に陥る前に元の状態に戻す,あるいは元より良い状態に導くことには,個人のレジリエンスの有無が深く関わっている。「旅」という非日常からいずれ日常に戻っていくというプロセスを通じて個人の状態の回復やリセットが可能となることから,「旅」は個人のレジリエンスの担保に有効に機能する可能性を有すると考えられる。またウィズ・コロナ期においては自己の再生や再創造をするための場が一層求められている。リトリート・ツーリズムは「旅」という時間を設けることにより,一時的にでもそうした場を提供することができるという点で,個人のレジリエンス維持や強化に一定の役割が果たせると考えられる。}, pages = {55--67}, title = {ウィズ・コロナ期に求められるリトリート・ツーリズム―個人のレジリエンスと旅の可能性に着目して―}, year = {2022} }