@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00001422, author = {大塚, みゆき and 畑江, 拓斗 and 堀, 浩}, issue = {6}, journal = {玉川大学農学部研究教育紀要}, month = {Mar}, note = {玉川大学農学部の学内農場で栽培されていたダイズの根圏土壌から単離した放線菌TU14386株が,植物病原菌の形態異常を誘導する物質を生産することを見出した.この活性物質の単離・精製方法を確立し,機器分析によりこの活性物質がレニン阻害剤として知られているシクロチアゾマイシンであることを明らかにした.本化合物は細菌,酵母には活性を示さず,イネごま葉枯れ病菌およびコマツナ炭疽病菌胞子の発芽管の膨潤を誘導するポリオキシン様の活性を示した.単離した化合物を種々の糸状菌に作用させ,ポリオキシンの活性と比較したところ,本化合物は,ポリオキシンと同様に細菌および酵母に対して活性を示さず,様々な糸状菌胞子に対して形態異常を誘導した.一方,植物病原菌の栄養菌糸に対しては,同濃度のポリオキシンと比べ,特にイネごま葉枯れ病菌に対して非常に強い生育阻害活性を示した.}, pages = {7--14}, title = {放線菌TU14386株が生産する植物病原菌形態異常誘導物質に関する研究}, year = {2022} }