@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00001427, author = {西村, 正和 and 小野, 正人}, issue = {6}, journal = {玉川大学農学部研究教育紀要}, month = {Mar}, note = {本報は,本学園構内に生息するアシナガバチ類及びスズメバチ類を含む「社会性カリバチ」について,2010年度から2021年度までの11年間の営巣記録をもとに,その種構成や営巣場所について分析したものである.今回,本学園構内では例年18.9±11.9(平均±標準偏差)個のアシナガバチ類の巣と,12.8±7.1個のスズメバチ類の巣が確認されていたことが示された.また,アシナガバチ類ではキアシナガバチ(Polistes rothneyi)がアシナガバチ類全体の巣の確認件数の78.0%を占める優占種であり,本種が他を圧倒しているように見られるのに対し,スズメバチ類においてはキイロスズメバチ(Vespa simillima)がスズメバチ類全体の巣の確認数の45.1%を占める優占種でありながらも,コガタスズメバチ(V. analis, 13.7%)やオオスズメバチ(V. mandarinia, 8.5%)を含む他の種も比較的多く分布し,本学園構内に生息するスズメバチ相に多様性が認められることが示された.加えて,学園構内に多産する社会性カリバチ類の営巣場所の傾向について整理し,刺害発生の予防に向けた観点も含めて紹介した.}, pages = {63--77}, title = {玉川学園構内における社会性カリバチの発生状況に関する記録―特に種構成と営巣場所について―}, year = {2022} }