@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000178, author = {大木, 栄一 and 鹿生, 治行}, issue = {24}, journal = {論叢:玉川大学経営学部紀要}, month = {Jan}, note = {高齢者の人材活用においては,能力や意欲を最大に活せる仕事を提示することに限らず,引退を見据えた配置管理を必要とする。高齢者の働く希望や能力は多様化するため,人事部門が主導して役割を設定することには限界がある。このため,高齢者は本人の希望と引退しても事業が持続できる役割を提示し,会社の要請にあわせて役割を自律的に変えていくことが求められる。そこで本研究では,自律的に働くことを要請してきた製造企業X社を対象に,そこで高齢者5名とその上司,人事担当者のヒアリング調査から,高齢者が仕事上の役割を選択する基準を明らかにしている。新規事業を創出,または事業の再編を担った高齢者は,①配属先の決定時には,現役世代が望まない事業を選択し,②配属後は,現役世代が担当しない仕事を選び,③経営課題の解決を目的とした事業課題を設定して事業の拡大を図り,④自らの役割を現役世代に委譲する行動を選択している。本論文では,この調査結果を踏まえ,人事部門や管理職に求められる人事管理のあり方を提示している。}, pages = {27--43}, title = {高齢者による自律的な役割の決定と管理職のマネジメント―X社の高齢者5名を対象として―}, year = {2016} }