@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000183, author = {折戸, 晴雄 and 秋山, 綾}, issue = {23}, journal = {論叢:玉川大学経営学部紀要}, month = {Mar}, note = {観光振興による地域活性化を目指す自治体は少なくない。マスツーリズムの達成から時代が流れ,「着地型観光」が注目されている。地域住民の生活そのものが「観光資源」になりうるため,地域住民の参加を促しやすいからだ。しかし,実際に観光振興を実施しようとすると,さまざまな問題にぶつかる。特に,地域住民の高齢化は深刻な問題で,「観光振興に参加したいが,難しい」という状態になってしまう場合がある。  現在の若者は,以前のような「刺激的な大都市」に憧れることはなく,「ほどほど楽しい地方都市(以下,地方都市)」での安心した生活を希望していることが多い。これは,郊外から「ショッピングモーライゼイション」が浸透し,「地方都市」にいても,情報や商品は手に入り,ショッピングモールでの「自己表現」も満たされるからである。このような状況は,地方にとって,大きなチャンスである。  以前は,若者の流出に悩んでいた地方だが,若者が比較的地域に残る意志があるのであれば,彼(女)らが,観光振興のメインプレイヤー,または,その地域への観光客として地域を支える“地域サポーター”としての役割を担う可能性がある。  本研究では,「つまらない地方」と「ほどほど楽しい地方都市」の間に位置する鹿児島県南さつま市において,市内の3高校(鹿児島県立加世田高校,学校法人 希望ヶ丘学園 鳳凰高校,鹿児島県立加世田常潤高校)の高校生にアンケートを実施し,3高校の高校生たちが今後の観光振興において,役割を果たす可能性について考察した。}, pages = {39--52}, title = {南さつま市の観光振興における若者の位置づけに関する考察}, volume = {2014}, year = {2015} }