@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:02000025, author = {角和, 麻衣子 and 高平, 小百合}, issue = {22}, journal = {玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {幼児期からの虐待などの負感情経験は心の発達に大きな影響があることが報告されている。本研究は,家庭や学校など様々な人的環境の中で子どもが青年期になるまでに経験する具体的かつ一般的な負感情経験項目を抽出することを目的とした。大学生に半構造化面接を行い,負感情経験を思い出してもらう方法を採ったが,幼児期の記憶の曖昧さを補うため,幼稚園教諭に面接を行い,幼児期にみられる一般的な負感情経験を収集した。面接で得た発話データをKJ法とM-GTA法の一部を応用して分類し,幼児期からの一般的な負感情経験項目を抽出した。その結果,青年期までに,家庭で経験する負感情経験としては「両親がよく口喧嘩をしていて嫌な思いをした」などが抽出され,友人関係においては「いじめられて辛い思いをした」,教師との関係においては「自分の目標や価値観が教師と合わず不満だった」,クラスや課外での活動においては「クラスの活動で失敗をし,とても恥ずかしい思いをした」などが抽出された。幼児期の負感情経験項目として「母親(父親)のしつけが厳しくて嫌な思いをした」「母親(父親)に自分をほったらかしにされ寂しい思いをした」などが抽出された。}, pages = {99--116}, title = {幼児期からの負感情経験項目の抽出}, year = {2023} }