@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:02000141, author = {小田,眞幸}, issue = {63}, journal = {玉川大学文学部紀要}, month = {Mar}, note = {テレビや新聞等マスメディアで「英語教育」の話題が取り上げられることは少なくない。近年の例を挙げると「グローバル人材育成」,「小学校における外国語活動の導入及び外国語の教科化」「大学入試への民間試験の導入」など英語教育の専門家だけではなく政治家,経済界から一般の学習者や彼らの親も巻き込んで様々なレベルでの議論が行われている。しかしこういった議論に関わるものが議論に必要な情報を十分に所持しているわけではない。特に一般の学習者や親の多くは自らの経験とマスメディアから得る限られた情報により様々な判断を行わざるを得ないのが現状である。本稿では2017 年に文部科学省より実施方針が発表され,当初2020 年度から実施される計画であったものの,結果的に見送りに至った「大学入試への英語民間試験への導入」に関する新聞報道の中で計画を肯定する理由付けの文脈で頻繁に使われた「四技能」,「ヨーロッパ共通参照枠(CEFR)」について批判的ディスコース分析の手法(vanDjik 2008)を用いて,それらが一般の学習者や親を中心とする読者に与える影響についての解明を試み,今後英語教育の専門家が,学習者が自己の英語学習について様々な判断をする際どのような手助けが可能であるかを考える。}, pages = {29--40}, title = {ニュースの中の「英語教育」 : 独り歩きするキーワード}, year = {2023} }