@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:02000280, author = {小林, 等}, issue = {11}, journal = {玉川大学観光学部紀要}, month = {Mar}, note = {日本では,学校教育から社会へとスムーズに移行するために,「キャリア教育」が重視されている。この取り組みは,特に若者のキャリアに対する意識を高め,フリーターや無業者の増加,就職後の早期退職といった社会的課題に対処することを目的としている。VUCA時代の労働市場の変化,ソサエティ5.0の進展,AI革新による自動化と仕事内容の変容に対応し,技術的スキルだけでなく創造性や批判的思考を含む,AIなどに取って代わることのできないスキルの育成が重要とされている。キャリア教育は,生徒が自己理解を深め,社会の変化に適応できる力を身につけ,自分のキャリアを形成するための支援を目指しており,民間企業によるキャリア教育プログラムを取り入れる学校が増えている。  本研究では,山形県の高校で実施されたJTBが提供するキャリア教育プログラムが,高校生のキャリア意識に及ぼす影響を分析した。また今回は多面的に評価するためにインタビュー調査とアンケート調査を行い結果を考察した。  その結果として,キャリア教育プログラムを通じて,生徒が自己認識の深化や社会参画に対する前向きな姿勢を形成する機会を得たことが示された。一方で,将来の具体的な行動計画を立て,それを実行に移すためのさらなる支援が必要であること,そしてその効果の継続性を追跡する必要があることが示唆された。}, pages = {9--34}, title = {非日常(旅行行事)において,第三の大人との出会い(キャリア教育プログラム)が将来のキャリア意識に与える影響の調査 : 山形明正高校の実践事例から}, year = {2024} }