@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000213, author = {金田一, 賢顕 and 原田, 眞理 and 鶴田, 信子 and 新井, 雅}, issue = {18}, journal = {玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {2011 年3 月11 日,東日本大震災が発災し,地震や津波,東京電力第一原子力発電所の爆発による被害が生じ,被災者は全国各地へ避難生活を強いられた。避難先では当事者団体を中心に自然発生的にコミュニティが形成されたものの,避難生活の長期化に伴い問題の複雑化が指摘されている。本調査研究では,当事者団体の代表7 名に対して半構造化面接を行い,修正版グラウンデット・セオリー・アプローチ(M―GTA)を分析方法として採用し,当事者団体の形成プロセスにおける,その問題と治癒的効果を明らかにした。本稿では,まず当事者団体がもつ心理臨床学的な意義を考察し,時期ごとに求められる心理職の役割を検討した。その結果,避難者の心境も時系列に沿っての変遷があり,時期毎に問題が生じる一方で団体において「普遍的体験」「共有体験」「自助への目覚め」等の治癒的な効果が認められた。心理職は,移り変わる心境の変遷に沿いながら個別と集団の両方を見立てながら対応することで,対処および治癒的効果の促進が可能となると考察した。}, pages = {149--163}, title = {東日本大震災における在京避難者団体の変遷と治癒的効果}, year = {2019} }