@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000235, author = {高島, 二郎}, issue = {2016}, journal = {論叢:玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本研究はまず文部科学省発表の学校保健統計調査から戦後の身長と体重のデータを出生年ごとのコウホート系列でまとめ,身長に対する体重の相対発育係数を算出した。その係数の年次変化から伸長期,充実期に注目し発育の様相を考察した。分析方法により若干の相違はあるが,出生年1942年~2001年,5~15歳の男子のデータを次の側面から分析した。①5~8歳,8~11歳,11~14歳の三相における相対発育係数の年次変化を回帰分析し,共分散分析の平行性の検定を実施した。②5~6歳,6~7歳の様に年間の相対発育係数を14~15歳まで算出し,年次変化を回帰分析する。③1942~1954年を1群とし,1981年~1993年の4群まで4つの群に分け,それぞれの年間相対発育係数を算出し,加齢変化と群間の変化を共分散分析の手法を用い検定した。その結果,伸長期→充実期という傾向から伸長期(5~7歳)→充実期(7~12歳)→伸長期(12~13歳)→充実期(13歳~)の4つの相が存在し,12~13歳の伸長傾向と13歳からの充実傾向は今後,顕著化する可能性を示した。この傾向は,肥満,痩身の二極化の一因となることも予測できる。}, pages = {69--80}, title = {日本人男子の身長に対する体重の相対発育係数の年次変化}, year = {2017} }