@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000244, author = {坂野, 慎二}, issue = {2015}, journal = {論叢:玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {ドイツでは,1990 年の東西ドイツの統一以前には基礎学校教員による勧告が中等教育段階進学時の学校選択に強い影響を及ぼしてきた。しかし,2000年前後から保護者による学校選択が主流となり,大学進学を目指すギムナジウムへの進学率は上昇した。前期中等教育段階の教育内容は,1993 年のKMK協定によって,第二外国語を除き,多くの科目が共通となった。このことによって,学校種毎の教育内容の相違が小さくなり,学校間移動が容易となった。ギムナジウムへの進学率が上昇する一方で,ハウプトシューレや実科学校への進学者は減少した。多くの州で両者を統合した多課程制学校が設置され,伝統的な3分岐型学校制度から2 分岐型学校制度へと移行しつつある。ドイツでは前期中等教育段階から個々人の資質能力の育成を重視し,等質集団による学校経営を行っている。日本では高校段階において初めて等質集団による学校経営を実施していることと対照的である。}, pages = {35--59}, title = {学校間接続と選抜に関する一考察 ―ドイツの基礎学校と中等教育段階の事例を中心に―}, year = {2016} }