@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000246, author = {山口, 圭介}, issue = {2015}, journal = {論叢:玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {道徳の教科化にともなう学習指導要領の一部改正がおこなわれ,学校における道徳教育の充実という課題への取り組みも,新たな局面を迎えることになった。しかしながら,道徳を教科化することによってのみ,学校における道徳教育の充実という課題の改善を図ることはできない。それは,学校における道徳教育が循環的・往還的な機能をもつ二重構造という仕組みのもとで進められているからである。このような観点から,本稿では,学校における道徳教育の二重構造に関する一部改正前(2008年)の学習指導要領における記述と一部改正後(2015 年)の学習指導要領における記述との違いに注目し,学校における道徳教育の二重構造を活性化することの必要性とそのための手立てについて考察をおこなった。その結果,学校における道徳教育の二重構造の活性化が今後の学校における道徳教育の充実に向けた不可欠な課題であること,さらに,「学校スタンダード」と「家庭学習」の活用が学校における道徳教育の二重構造を活性化する有効な手立てになることが明らかになった。}, pages = {81--95}, title = {新たな時代の道徳教育の課題と展望 ―学校における道徳教育の二重構造に着目して―}, year = {2016} }