@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000249, author = {魚崎, 祐子}, issue = {2015}, journal = {論叢:玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {通信教育課程のテキスト学修で用いられているテキストの内容について講義を行う際,教員による教材解釈が講義内容や学生たちの理解に与える影響について検討した。その結果,テキストの内容を講義材料にする段階において教員自身のスキーマが影響しており,テキストにおける章構成通りではない内容提示をしたり,テキストで用いられた説明や例をすべて用いるのではなく,取捨選択しながら内容を構成したりしていた。また,学生たちの理解にもそれが影響し,教員が重点的に説明したと考えている授業の内容を中心に,複数のコマにおける説明を関連づけた内容理解となっている様子がうかがえた。  このように対面授業を行う上では,教員による教材解釈およびそれをふまえた講義内容の構成が,テキスト内容と学生たちの理解とをつなぐための役割を担っているのではないかと考えられた。しかし,その段階を経たとしてもそこで選択された情報が必ず学生たちの理解を助けるというわけではなく,すべての学生たちの理解を望ましい方向に結びつけることの難しさも示唆された。}, pages = {133--142}, title = {教員による教材解釈が授業内容の理解に及ぼす影響}, year = {2016} }