@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000257, author = {高平, 小百合 and 太田, 拓紀 and 佐久間, 裕之 and 若月, 芳浩 and 野口, 穂高}, journal = {論叢:玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,教師が学校現場でどのような職務上の困難に遭遇しているかを検証する。特に,13項目の要因に関して新任時特有の困難と現在(2年目以降)の困難の度合いを明らかにする。まず,新任時には,「授業」「初任者研修」「学級経営」「軽度の発達障害が疑われる児童への対応」の4要因が他の要因よりも困難度が高かった。一方,2年目以降の現在教師が現在抱えている問題としては,「校務分掌」と「軽度の発達障害が疑われる児童の保護者への対応」が挙げられ,次いで「授業」の困難度が高かった。また,新任時の困難度と現在の困難度を比較したT分析の結果,新任時より現在の方が困難度が高かったのは「校務分掌」のみであった。相関分析の結果,「学校内の人間関係」「軽度の発達障害が疑われる児童への対応」などにおいて有意な正の相関関係がみられ,新任時に困難度が高かった教師ほど,現在(2年目以降)もこれらの事柄について強く困難を感じている傾向があることがわかった。また,自由記述の結果から,これらの困難度が高い要因に関して具体的にどのような事柄が困難の原因になっているかを明らかにした。}, pages = {103--125}, title = {小学校教師にとって何が困難か? ―職務上の困難についての新任時と現在の分析―}, volume = {2014}, year = {2015} }