@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000270, author = {魚崎, 祐子}, journal = {論叢:玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,日常的な授業場面において子どもたちがどのようにして学習方略を獲得していっているのか,また教師はどのように関わっているのかを明らかにするとともに,方略への有効性認知と使用との関係について探ることとした。  小学校6年生を対象とした調査の結果,方略に対する教師の有効性認知や教師自身の方略使用が授業内の教師の発話に反映され,子どもたちの有効性認知や方略使用に影響すると考えられた。ただし,方略を教えることを目的とした授業ではないため,教師の重視する方略でなくても,授業運営のために必要とする方略については発話が多く見られた。また,児童の場合には短期的な有効性のみならず,長期的な有効性の認知も使用に結びついていると考えられた。さらに,担任教師がクラスの子どもたちの学習状況について把握する上で,把握しやすい児童とそうでない児童とが存在し,個々の状況を踏まえた上で指導を行っていくことの困難さが示唆された。}, pages = {19--31}, title = {児童による学習方略の有効性認知と使用に関する事例研究 ―教師による認知や使用との関係―}, volume = {2012}, year = {2013} }