@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000278, author = {作間, 慎一}, journal = {論叢:玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は,文学教材の読み方と指導について,謎解き読みの観点から提案を行った。謎解き読みは,作品に不可解なことがあったら,それをひとまず謎ととらえて,それらをどう解釈するとよく理解できるのかを考えることである。なぜなら,作品中の謎は,一般的に何が書かれているかわからない文学作品を読み解く糸口になるからである。謎の解釈は,隠されたことを読み取ることにつながるばかりではなく,作品に時間をかけ深く読むという読書経験を読者にもたらす。そうした謎解き読みの理論的枠組みを,謎解き読みの格言とQ&Aの形で提示した。さらに,謎解き読みを『一つの花』(今西祐行)に適用して,その読解方法としての有効性を確認した。一般の国語の授業でも児童が作品に疑問を感じたことを取り上げているので,教師は,作品の謎こそが読み取りの手がかりであることを理解できれば,謎について積極的に考えることを児童に促すことができるようになるだろう。}, pages = {1--17}, title = {文学教材の謎解き読みによる授業の提案 : 『一つの花』(今西祐行)の謎解き読みの試み}, volume = {2011}, year = {2012} }