@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000283, author = {守屋, 誠司}, journal = {論叢:玉川大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {本稿では,数学教育における日時計の取り扱いについて,幾何教育の充実,数学的モデリングにおける数学モデルの発展,数学の文化史の指導,数学と理科の連携という観点から,その事例と教育的意義について述べた。幾何教育では,現在不十分である空間の幾何に関する内容を日時計の製作を通しながら充実できること,また,扱う学年によって総合幾何や解析幾何の具体的教材として適当であることを述べた。数学的モデリングでは,赤道型日時計を元に水平型や鉛直型日時計を製作する際,さらに,水平型日時計の時刻線を解析する際に数学モデルを発展させる過程が扱えることを述べた。数学の文化史では,林子平製作の日時計を分析したり,日時計の形の違いについて考察したりする中で,歴史や世界に目を向けられることを述べた。数学と理科の連携では,小学校では「時刻と時間」と「太陽の動き」,中学校では,「幾何の論証」と「地球と太陽」として適当であることを述べた。}, pages = {97--111}, title = {数学教育における教材「日時計」の教育的意義と利用例}, volume = {2011}, year = {2012} }