@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000285, author = {小倉, 康之}, issue = {11}, journal = {玉川大学芸術学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {ロマネスク建築を特徴づける建築要素の一つは「小型ギャラリー」である。中でもシュパイヤー大聖堂の小型ギャラリーは、最も美しく完成度の高いものとして名高い。本稿では、その象徴的意味と宗教上の機能についての考察を行う。これまではイタリアのロンバルディア地方が小型ギャラリーと盛期ロマネスク建築の起源であると言われてきた。しかし、トリーア大聖堂とシュパイヤー大聖堂では、ロンバルディア地方よりも半世紀以上も早くこの建築要素が用いられた。また、小型ギャラリーは単なる装飾的要素であると捉えられてきたが、皇帝崇拝や聖遺物の顕示の儀式と結びつき、宗教上・政治上の機能、および象徴的意味を有していたと考えられる。}, pages = {1--15}, title = {シュパイヤー大聖堂の小型ギャラリー―象徴的意味と宗教上の機能について―}, year = {2020} }