@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000288, author = {中田, 知宏}, issue = {11}, journal = {玉川大学芸術学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、中学校学習指導要領音楽編に示された器楽分野において、金管楽器の授業導入への可能性を探り、授業で用いる楽器の選択肢を増やすために必要となるプロセスを検討し提示することにある。本論は3 つの視点から紐解く。まず、中学校における器楽教育の現状把握である。和楽器を除いた場合、授業で用いる楽器はリコーダーやギターと言った一定の楽器に偏りが見られる。このような楽器の選ばれ方と教科書との関係について論考した。こうした現状を踏まえた上で、学習指導要領の変遷における金管楽器の位置づけの変化について焦点をあてた。さらに、樫下達也が明らかにした、器楽教育を成立させるために必要となる3 つの要素に基づき、主に中等教育において金管楽器はそれらの要素を満たし得るのかを考究した。以上の3 点の連関により、金管楽器の授業導入の可能性とそのために必要な検討プロセスが浮かび上がる。}, pages = {49--61}, title = {中学校学習指導要領音楽編がもつ器楽分野の可能性―金管楽器導入の必要検討プロセス―}, year = {2020} }