@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000307, author = {菊地, 智子}, issue = {8}, journal = {芸術研究:玉川大学芸術学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {ピアノ学習者や演奏者にとって、練習の仕方というのは常に問題になることである。より良い練習方法を編み出すためにはどのようなアプローチがあるのか。本論考では、アルフレッド・コルトーの校訂版に記述された練習方法からその手がかりを得ることを目的としている。まず第1章では、アルフレッド・コルトー校訂版の全容を見ていき、それぞれに付けられた序文から、本論考に最もふさわしい楽曲を選抜する。その結果より、第2章ではショパンの《練習曲》Op. 10とOp. 25を選択し、そこに提示された練習方法が実際の楽曲にどのような変更を加えて作成されているか分析し、最終的に分類された7つの項目、1)和声的変奏、2)声部採取、3)先取り、4)無音打鍵、5)反復、6)リズム変更、7)複合的変更による練習、を取り上げコルトーの練習方法を体系化する。これらを通して、練習とはただ指を闇雲に動かすのではなく、音楽の構造を充分に理解して行うことにより、多角的な視点が生まれ、クリエイティブに行えることが明らかになる。}, pages = {59--74}, title = {アルフレッド・コルトーの練習方法が示唆するもの ―校訂版に示された練習方法と楽曲との比較を通じて―}, year = {2017} }