@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000308, author = {椿, 敏幸 and 大西, 珠枝 and 柿﨑, 博孝 and 菅野, 和郎 and 髙橋, 愛 and 宇野, 慶 and 阿部, 祐子 and 坂本, のどか and 加藤, 悦子}, issue = {8}, journal = {芸術研究:玉川大学芸術学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {文化庁助成事業「21世紀鷹峯フォーラム第2回in東京」と連携した教育プログラム「焼き物大好きの未来世代育成プログラム」を、町田市立博物館の協力の元、玉川大学教育博物館及び同芸術学部芸術教育学科の協働によって実施した。その内容は、焼き物を対象とした対話型鑑賞とハンズ・オン鑑賞、制作、展示、さらには使用に及ぶ、すなわち陶芸の包括的な体験を一連の有機的なプロセスとして教育する実験的なものであった。対象としたのは、知覚性と論理性が著しく発達する小学校高学年の児童で、主に観察・アンケート・感想文から、その効果を検討した。子ども達の嗜好は、プロセスの中では制作に対してもっとも強かったが、先行して行ったグループ学習によるアクティヴ・ラーニングタイプの鑑賞教育が、その関心を一層高めたことが挙げられた。次に制作した皿を家庭という親密な空間で使用、次いで公共空間である博物館で展示し、陶芸というモノによるコミュニケーションの多様性への気付きを子ども達に促した。また印文使用の焼き物を、プログラム共通のテーマとして設定したことに有効性がみられ、そこからプロセスの有機的連関が教育的効果を生むことを確認した。このプログラムの実施と考察の上に、近々に汎用的な陶芸教育プログラムを提示する予定である。}, pages = {75--88}, title = {陶芸教育における包括的な実践の試み}, year = {2017} }