@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000032, author = {三宮, 郁子 and 古屋, あい子 and 入沢, 由美 and 茅島, 路子}, issue = {55}, journal = {論叢:玉川大学文学部紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は,英語非専攻の文系学科において得られた2011年度から2013年度までの3年間の授業外英語e-learningの実践から得られたデータの分析と実施実態の報告,およびそれらに基づく提案である。分析対象データは,学習者の学習進捗状況を示すWebテスト結果,学習者を対象としたアンケート調査結果,学習記録であるラーニングシートの自由記述である。Webテスト結果の分析からは,開始時に低いスコアのグループに効果が見られ,かつ,2012年度を除き,学習者の実感に反してリスニング力よりもむしろリーディング力にスコアの向上が見られた。アンケートの分析からは,2013年度の学生たちが取り組みにより熱心であり,また,e-learningに積極的に取り組めた学生はリスニング力や語彙力に加え,リーディング力と文法の重要性に言及する記述が見られた。ラーニングシートの自由記述は,回を経るごとに,表現が単調で繰り返しが多くなる傾向があるが,文法用語等を用いて,自身の学習方法や学習内容に関する気づきを言語化するなど,いわゆるメタ学習ができた学生もいた。  このようなe-learningの実施実態をもとに英語教育プログラムを考えると,e-learningを利用することでクラスの英語力の均質化と底上げが可能であり,特にリーディング力の向上への有効性が示唆される。e-learningを活用し学科が求める英語力を向上させるためには,当該学科が求めている英語力がどのようなものかを学生にも周知すること,および,学科と英語授業担当者の連携が重要であると提案する。}, pages = {1--30}, title = {e-learningを用いた授業外学習3年間の実践報告 ―限界と可能性,そして英語非専攻学科の英語教育プログラムへの提言―}, volume = {2014}, year = {2015} }