@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000367, author = {船戸, はるな}, issue = {11}, journal = {玉川大学リベラルアーツ学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {本稿では,日本語母語話者との継続的なチャットにより,JFL環境の相づちの使用がどのように変化するか,またその変化は口頭での会話にも現れるかを明らかにすることを目的として分析を行った。  その結果,文字チャット開始前の特徴として,学習者は母語話者に比べ相づちの使用頻度が低いこと,また母語話者は1つの発言のなかで複数の相づちを使用する傾向や,意見や感想を表す相づちが多い傾向が見られたのに対し,学習者は相づちの単独使用が多く,「笑い」や「記号のみによる相づち」といった言語的負担の少ない相づちを多用し,意見や感想を表す相づちが少ないという傾向が明らかになった。  その後12週間のチャットの継続に伴い,チャット・音声会話の双方において,学習者の相づちの使用頻度の増加,発言1回あたりの相づち使用数の増加,また,意見や感想を表す相づちの増加が見られ,母語話者の使用傾向に近づいているといえる変化が明らかになった。}, pages = {19--28}, title = {継続的なチャットによる日本語学習者の相づちの使用の変化}, year = {2018} }