@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000384, author = {小山, 雄一郎}, issue = {8}, journal = {玉川大学リベラルアーツ学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {この小論は,主に道路計画を対象とし,関係する(あるいは関心をもつ)住民の意見をいかにして計画へ反映させていけばよいのか,またそのために必要なことは何なのかについて,都市計画法第6条に基づく「都市計画基礎調査」(以下「基礎調査」)のあり方という観点から予備的に検討したものである。  基礎調査では多岐にわたる項目について,他の各種統計的調査の結果を中心にマクロデータが収集される。そしてデータを組み合わせた分析によって当該地域の特性と将来的な予測値が析出され,計画の必要性や案が検討されるが,そこには都市住民の実態的な都市生活を把握する視点が欠けている。筆者は,基礎調査に都市的生活構造という観点を導入することにより,マクロデータでは読み取れない都市住民の(相互)行為や意識,他者との関係性を一定以上明らかにできると考える。それによって,計画・事業をめぐる行政と住民のコミュニケーションにおいて生じがちな前提の差異が解消され,住民の意見が計画へ実質的に反映される可能性も高まるのではないだろうか。}, pages = {7--16}, title = {道路計画への住民意見の反映に関する予備的考察 ―都市計画基礎調査のあり方をめぐって―}, volume = {2014}, year = {2015} }