@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000041, author = {太田, 明}, issue = {54}, journal = {論叢:玉川大学文学部紀要}, month = {Mar}, note = {レオナルド・ネルゾンはドイツの哲学者・倫理学者・教育学である。彼は1922年にゲッチ ンゲン大学で行った講演「ソクラテス的方法」で基づく哲学と哲学教育の方法を提案した。「ソ クラテス的方法」とは,プラトンによる『対話篇』における対話とは違って,そこに参加する 誰もが他の参加者に対して〈産婆〉となりうる集団的会話である。 2013年夏,このネルゾンに由来するソクラテス的対話(SD)の第7回国際会議が開催され たベルリン郊外のヴァーンゼーで開催された。この論説の目的は,この国際会議とそこで行わ れたソクラテス的対話,およびその元になっているSDの理論と実践を紹介することである。 この論説は次のように構成されている。まず,SDの歴史・規則・哲学的基礎を簡単に説明 し(1),ついで今回の国際会議の様子と(2) ,筆者が参加したあるSDのセッションを紹介す る(3)。最後に,現在におけるSDの3つの検討課題を取り上げ,これらはみなSDの特徴と みなされる「遡及的抽象の方法」に起因することを確認する(4)。}, pages = {115--135}, title = {ソクラテス的対話の実際とその方向性―7th International Conference: Philosophizing through Dialogue}, volume = {2013}, year = {2014} }