@article{oai:tamagawa.repo.nii.ac.jp:00000055, author = {太田, 明}, issue = {52}, journal = {論叢:玉川大学文学部紀要}, month = {Mar}, note = {世代間正義論は,現在世代が何らかのかたちで未来世代への配慮義務を負うことを正義論的枠組によって正当化する議論である。そのはじまりは1970年代の環境倫理学である,しかし世代間正義論はさまざまにその困難が指摘され,批判されてきた.小論の目的は,まず世代間正義論を正当化する論法,および世代間正義論を批判する論法を定式化し,両者を突き合わせ,世代間正義論の難点の所在を明確にすることである。検討する批判的論法は,類型的に,(1)不必要性論法,(2)不可能性論法,(3)非相互性論法,(4)非権利主体性論法,(5)非同一性論法である。この作業は,世代間正義論を否定する消極的なものではなく,むしろ,それを再構築するための積極的な基礎作業である。}, pages = {119--140}, title = {世代間正義論はなぜ困難なのか:さまざまな批判的論法に着目して}, volume = {2011}, year = {2012} }